趣味悠々 1013:絵とオペラ


前回、申し述べました絵の同好会の展覧会は一昨日に無事終了しました。
私共仲間が出品した作品は、合計57点で、どの作品も描き手の気持ちを想像しながら、楽しく拝見いたしました。
どの作品にも、それなりの味があり、描き手との会話でコメントも聞いていましたので、それを思い出しながら鑑賞しました。
それ等の作品を一昨日会場からを回収する際には、何とも言えない満足感と寂寥感を感じました。
時々、このような展覧会を都市の繁華街の一角で行うのは、それなりの意義があるのか、と感じました。

全く比べるべき対象では無く、笑われてしまいますが、今週始まった大阪市立美術館でのメトロポリタン美術展は、ニューヨークのメトロポリタン美術館所蔵の西洋絵画の名品65点だそうです。どれも、物凄い価格でしょうから、作品から出て来る輝きが違うでしょう。20年ほど前にNYでこれを見て居ります。
こちらの名作は、どれも一見して魅かれてしまい、暫し見とれてしまうのです。
今週にでも都合をつけて、身に行きたいと思っております。

一方、コロナ禍で中断していた、オペラ鑑賞会を今月から再開致しました。私の住む団地の集会所と、シルバー・カレッジの仲間達との「しあわせの村」との2か所で行います。どちらも同じ演目を行います。
13日の土曜日に集会所で行いました。前回が1年前の11月14日でしたので、将に丁度1年振りでした。
曲はヴェルディの「椿姫」で、今回は、先月18日に74歳で他界してしまった、往年の名ソプラノ、エディタ・グルベローヴァを偲んで、彼女が主役ヴィオレッタを唄うDVDを
選びました。
流石、彼女の迫力、名唱振りに、来場してくれた団地の皆さんも存分に楽しんで貰って居ります。

こんな事で、少しずつ、コロナ禍が回復してゆくと良いですね。


(令和3年11月18日)