趣味悠々 1023:工夫が必要


コロナ・オミクロン株の感染が予想以上に急激なために、政府は18の道府県に蔓延防止措置の適用を決めましたが、既に適用中の16都道府県と合計すると、防止措置の適用は34都道府県に広がることになりました。
これだけ急激に感染が広がりますと、不急の会合、集会は殆ど無くなってしまい、私共の生活リズムも大幅に狂ってしまったようです。我々庶民は繁華街に行くことを避け、電車に乗るにも躊躇いを感じています。

私は先週に病院通いを3回行いましたが、何れも車で往復して他の人との接触をなるべく避けていました。

また、外出の機会が減って自宅で過ごす時間が増えています。その間何をしようかと迷う人が多いのではないでしょうか。

その人の趣味によって、色々でしょう。本を読む、音楽を聴く、絵を描く、PC・スマホで遊ぶ、等どれも独りで出来ますし、意欲のある人はこれ等の趣味を喜んで楽しんでいることでしょう。

私は、幸い友人から届いた本を中心に、読書の時間が尤最も多いですね。歴史小説と称して、主に江戸時代の庶民の話が中心です。文庫本が殆どですが、先週から今週に掛けて、毎日1冊を読んでしまいました。我ながら、自粛しようかと思案中です。
問題としては、同じ文庫本でも出版社によって活字の大きさが異なっています。毎日読むのですから、字が小さいと眼が疲れて堪りません。

疲れますと、手持ちのCDを掛けて、好きな音楽をぼんやり聴いています。
それで気が付いたのですが、今まで手持ちのCDを聴く時間が少な過ぎたと反省しています。コロナのお陰で自宅で過ごす時間が増えたので、これを利用しない手はありません。
一方、絵を描く意欲は、何故か殆ど湧いてきません。幾つか理由が考えられますが、外出が減って、絵にしたい景色に出会うことがない、つまりモチーフがない、という事でしょうか。高齢化が原因なのかもしれません。

まあ、いいじゃないですか。そんな訳で、毎日の生活に工夫がいるようです。


(令和4年1月27日)