趣味悠々 1027:パソコンの活用


私がパソコンを始めたのは25年も前のことです。そしてその頃から、毎日の生活では、パソコンに向かうことが習慣になっています。
その間、特に近年はPCの世界が広がって、それにスマホも加わって、通常の通信手段が殆ど電子技術に頼った形になって仕舞いましたね。

その結果、私の場合字を書く機会が殆ど無くなってしまって、時たま文書を手書きしようとすると、直ぐに書けないない漢字が増えてしまっています。勿論高齢化がそれを後押ししている事もあるは間違いありません。

毎朝、先ずは来信したメールを見て、その中に必要あるものには、それなりの思考を重ねて返信したり、必要な対策を練ったりせざるを得ません。既にPCは将に生活の一部になっています。

そして近年のスマホが持つ機能は極めて広範囲なので、ご承知の通り通信以外にも様々な目的に使用出来ます。
日々のトップ・ニュースを始めとして、通常、これを調べたいと思いうことは殆ど全てこれで解決出来てしまうのには、驚くばかりです。辞書として手軽でありますし、昔、書棚に並べていた巨大な百科事典の大全集等は、今となっては無用の長物と言えるかも知れません。

但し残念なことは、昔PCを始めた頃はメーカーはNEC、東芝、パナソニック、日立、三菱等が競い合っていて、次々と新しい工夫がされて行きました。そして、使用者が操作に困った際には電話による遠隔操作を含めて、親切なサービスをして呉れました。
当時、東芝のPCを使っていて、何回も遠隔操作による問題解決をして貰いました。その際驚いたのは、操作をしてくれた人は極めて流暢な日本語で話してくれていたので、てっきり日本の技術者とばかり思っていたのです。最後の会話に少し違和感を感じたので、聴いてみると何と中国人とのこと。そして彼が電話で話していた都市は、確か天津とのことでした。

その後の日本のIT技術の衰退は、眼を覆うばかりです。今やIT技術の強化は必須事項でしょう。
この点は、岸田総理の掛け声だけではなく、関係者全員の奮闘が必要なことは間違いありません。
頑張って盛りましょう。


(令和4年2月24日)