趣味悠々 1034: 佐々木投手の完全試合


驚きましたね!! 4月10日にロッテの佐々木朗希投手が完全試合を達成した事が、今年の最大ニュースになることは間違いないでしょう。
何が凄いか、との絶賛のコメントは。過去の名だたる監督や名選手、評論家達が、テレビを始め、新聞、雑誌で色々論評しています。

此処に小生が何か書いても、その繰り返しにしかならないのを承知の上で、敢えて何が凄いのかのコメントを記してみます。

先ずは; 完全試合の達成。 それも僅か105球での完封勝利です。105球ですよ!この試合をナマで観た人が羨ましい限りです。

完全試合達成に負けずに凄いのは、13人連続の三振奪取でしょう。1回の3番バッターで始まって、その後、2,3,4,5,回の4イニング連続の3者3振なのです。
そして、27のアウトの中、19が三振ですからね。そして3ボールにまで行ったのが僅か1回とのこと。

13者連続の奪三振の記録は、今後数十年も破られることのないような気がします。大記録でしょう。

そして、佐々木君は、このような大事業を達成するには非常に若く、僅か20歳と5か月。そして、この投球を受けた捕手の松川君は18歳5か月だそうです。これも凄いじゃないですか!
そして3振以外のアウトでも危ない場面が全くなかったのも、稀有の例だとのこと。

このバッテリーは大学生の学年で言えば、佐々木君が大学3年生、松川君に至っては大学1年生の年齢なのです。松川君は捕手としても一流のようで、見事な投球で俊足で昨年の盗塁王・西武の源田選手の盗塁を阻止したりしているとか。

若しこの二人が大学野球部でプレイをしているなら、日本のプロ野球のチームが大学野球チーム、それも3年生、1年生のバッテリーにシャットアウト敗けをしたことであり、それも完全試合での完敗なのでから・・・。
この二人は、人柄も良さそうなので、これからが楽しみです。
特に今シーズンの活躍振りは、観衆を虜にするのではないでしょうか。

このように素晴らしい大記録は、テレビの録画で何回観てもワクワク感が薄れないことも判りました。

この二人の新スターの今シーズンの活躍を期待しましょう。


(令和4年4月7日)