趣味悠々 1035: 赤ワインなど


此処数年は、毎日夕食時に缶ビールを飲んで、その後赤ワインを飲んでおります。
現役時代は、ワインは殆ど白を飲んでいました。それは、当時ドイツに出張に行くことが多く、結構長期出張が多かったので、三菱商事絡みの仕事では、MSK(三菱商事)のデュッセルドルフ店で一室を借りて仕事をしていました。
その時は、昼食時には近所のレストランで毎日ドイツ、ライン川沿い名産の白ワインを飲むことが習慣になっていたのです。これが美味しくて、数種類ものワインの味を比較しながら、味わっていました。その時は赤ワイン等は問題にしませんでした。

処が、勇退後、日本では白より赤ワインの方が手に入りやすいので、近年は赤ワインを買うことが通常になって来たのです。そして毎晩ワイフと共に、少量の赤ワインを飲むの習慣になっております。

インターネットでは、10本~12本入りのケースが中心なので何時もこれを買って居ますが、これが手軽ですし、注文すると2,3日で届くので、助かって居ります。
この赤ワインの殆どが、金賞を受賞したようなボルドー・ワインが殆どで、どれを飲んでも舌触りが良く、楽しんで飲めるのです。通常はフランス・ワインを買っていますが、時折スペインや南米チリ産が届いたりして、これも気に入っています。
ワイフも毎晩小グラス1杯ですが、結構楽しんでいるようです。

このように毎日飲んでいる赤ワインでも、私の場合は、情けないことにどれも美味しくて、その銘柄を言い当てるだけの味覚の違いが判定できません。基本的には、味覚を区別できるほどの鋭敏な舌ではないようです。
でも、美味しく感じられるなら、それで良いではないか、と開き直って居ります。

そんな訳で、私の場合は、日本酒は滅多に飲むことはないので、日本酒に就いては
若い時には飲まされましたが、殆ど酒の味覚や産地の知識はありません。時たま飲んでも酒だな!!と思う程度なのです。
それでも高級酒の場合は、「これは高給だな!」と感じたりはします。

ウイスキーとなると、どれも強烈な味で、銘柄なんてとても判りませんし、若い時から余り美味しいと思ったこともない位で、ド素人も良い処です。

私は、そんな訳で酒に関しては、お付き合いで飲む事が多く、所謂味覚を競うような 「酒飲み」ではありません。


(令和4年4月14日)