趣味悠々 873:電子本


この処、iPADやスマホの普及で紙の新聞や書籍を読む人が、年々減ってきているのは確かで、この傾向は今後加速すると思われます。

私は、東京などに旅行する際に新幹線内で読むために、何時も数冊の書籍を持って行くのが常でした。10年ほど前でしょうか、電子本が出たので、早速iPADを買い求めてそれに数冊分の電子本をダウンロードして、新幹線内で読み始めたりしました。お蔭で荷物は軽くなって、まあ、便利に思っていました。
帰宅後は、以前の通り紙の書籍を買ってきて読んでいます。矢張り、紙の方に何となくノスタルジアを感じますね。暫く振りに電子本ダウンロードしようとして、発行所によってその方法が微妙に違うのですが、歳のせいでやり方に戸惑う場面が多くなっていました。

そして全ての新刊の書籍が電子本で発行されている訳でもありませんので、興味ある新刊書籍は相変わらず、本屋で買い求めています。
散歩がてらに本屋に行って、面白そうな本を探すのは、サラリーマン時代から習慣で今も変わって居りません。これも生活の一部と言ってよいでしょうか。

新聞に就いては、毎朝通常の紙の新聞を読んでいますが、この方が毎日の生活にマッチしているようなので、新聞社からは電子版を追加しないかとの勧誘がありますが、その気になりません。

ですが、先日も三宮に行く地下鉄の車内で日経新聞を読んでいましたが、気が付いてみると車内で紙の新聞を読んでいるのは、小生独りだけでした。
周囲にはスマホで何かをしている人が殆どです。

若い世代では、紙の新聞を購読して読む人が随分減少しているそうです。これから判断しますと、今も早朝から頑張って配達している新聞屋さんが何時まで続けられるのか、不安ですね!!

時代の変化とはいえ、IT技術の影響が、私共の日常生活にこんな形でどんどん喰い込んでくるのは間違いありません。

こんな事なので、一旦遠ざかっていた電子本もまた再開しようかと思い始めた処です、


(平成30年11月29日)