趣味悠々 876記憶力の衰退


最近物忘れが多くなって来たのは確かです。
以前にも触れたかも知れませんが、「人の名前が出なくなったら読む本」などは、すぐ買ってきて読みました。
確かに深呼吸などをするのは悪くはないようですが、忘れた名前は出てこない方が多いようです。

時折、既に読んだ本をまた、買ってしまったことが2,3回はありました。その為、数年前から読んだ本の名前をPCに記録しています。これは、本を買いに行くときに持参するのですが、時折、持参するのを忘れてしまいます。

また、立派な本や全集ものは、結構ばっちり読んでいまして、流石にそれを忘れることはないと思っていました。全集が完結して暫くすると、出版社が同じ内容でそれを文庫本で出したりします。
今週、講談社が文庫で売り出したのは、「興亡の世界史:21巻」です。これは、10年以上も前に全集の発行時に全部買いまして、楽しんで読ましてもらいました。
同様に、塩野七生さんの著作は、「ローマ人の物語」を始め、ほぼ全部を発行時に買って読んでいます。それが後日文庫本で出るのは承知しております。

所が、先月書店で、塩野七生さんの「十字軍の物語」の1と,2とが文庫本で出ていました。この本は彼女が何時書いたのだろうか、書いたなら俺は知ってる筈だ、と思ったのです。
然し記憶が定かでないので、一度家でチェックしました。見つからないので、その次に書店に行った際に買おうとしたら、1巻目が売り切れだったので、買わずに帰ってきました。

念のために家でもう1度チェックしましたら、「十字軍の物語」は、2011年に出ていて1,2,3巻と絵の立派な本が家に残っていたではないですか。慌てて買わずによかった、ホッとしたところです。

これは一例ですが、最近は一事が万事、こんな具合なので困ってしまっております。

然し、お陰様で健康なのが一番ですね。


(平成31年1月17日)