趣味悠々 879:メダカとの惜別など


長い間飼育していたメダカと、この際別れることにしました。
高齢化とともに、農作業もそうですが、時として肉体的な重労働が必要な仕事は無理が来ないうちに諦めることにした訳です。
既に、3つあった水槽は2つに減らしています。

立春を過ぎますとメダカは産卵期を迎えますが、暖かめな日を選んで2つの水槽に住むメダカをバケツに入れて、自然池に入れたいのですが、其処は少々遠いので、福田川の水溜まりにでも放して来ようかと思っています。
おそらく、自然を相手に元気に育ってゆくことを期待しています。

近年、畑仕事の方は殆どやっておりませんが、ワイフが花の育成に熱心に取り組んでいます。彼女がその合間を縫って、ゴーヤと、唐辛子を栽培する程度です。
ゴーヤは、家の東側に植えますので、これが成長しますと丁度よい日除けになりまして具合が良いのです。毎年お盆前から立派な実が収穫出来て2,3か月は朝、昼、晩と生サラダにして食していますが、これが絶品で欠かせません。

それと、唐辛子・鷹の爪を数本育てます。これも苗を買ってきて植えますと、その後は何もせずに、赤く育った時に収穫するだけです。一部が乾燥させますが、大半はナマのまま、冷蔵庫で保管して生のまま刻んで漬物などにかけて食べます。
勿論、辛いのですが、唐辛子特有の旨味が値打ちでしょうか。

花は、私の担当外ですが、ワイフは数十種類は育てています。それも可愛げな小さな花ばかりで、それらを地に植えたり、芽が出たものを鉢植えしています。今週も土や肥料を買ってきて土を作っているようです。鉢植えすると花好きな仲間と交換したりして喜んでおります。
私は何回も花の名前を教えてもらうのですが、1時間も経つと忘れてしまうのは何故でしょうか。興味が薄いせいでしょうね。

花それぞれの美しさを鑑賞する美的感覚が磨かれていないのでしょう。その為に、美しいと思っても、これを絵に描く意欲が湧いてきません。時たま描いても、他人様に魅せられるような作品にはなりません。

それでも、我が家に小さな庭があると朝に出た時に嬉しいことに空気の美味さを感じます。

もう1,2週間もすれば、裏の山から鶯の鳴き声が聞こえてきます。楽しみですね。
冬来たりなば、春遠からじ ではなく、もう春が来たのですね!


(平成31年2月7日)