趣味悠々 889ウッズ、マスターズ制覇


今週はマスターズに就いてコメントしようかと思っていました。ところが、タイガー・ウッズの見事な復活優勝となったので、新聞、テレビなど多くの報道機関で種々の角度からの解析を含めて大々的に報道されたので、今更、付け加えてコメントするのは蛇足にしかなりません。

ですが、敢えて蛇足を少し付け加えることに致します。
先ず、凄いと思ったのはウッズは、マスターズが始まる前に、「今年は勝てるのではないか。そのような気がする」と言っていたのです。
、そして。2日目を終わって1位が4人で、ウッズは1打差の5位でした。その1位の4人が全員過去の優勝経験者だったのです。
3日目に入って、首位がイタリア人のモリナリでした。彼は前年の全英オープンでタイガー・ウッズに競り勝って優勝したそうで、強豪と言ってよいでしょう。
こうしたライバルを相手に、堂々と優勝するのですから、並大抵ではありません。
ゴルフ界では過去に賞金王などトップに君臨し続けて、その後体調不良などで調子を崩した選手が、再度トップレベルに復帰するのは至難の業です。然も彼は、不倫騒動の後、プレイが出来ぬほど腰を痛めて、4回も手術をしたとか。
過去のチャンピオンが、一旦こうした状態になると、そこから復活する選手は、先ずいません。仮に復活しても一流選手には戻らないのが普通でしょう。

日本での名選手も、一旦調子が落ちると復帰は楽ではありません。女子でもイボミ選手は、3年も賞金王になりましたが、先週は予選落ちです。

完全に落ち込んだ底の底から、それも最大の名誉であるマスターズに42歳で15年振りに5度目の優勝するのですから、これはゴルフ史上に燦然と輝く快挙というしかありません。

マスターズには、日本のトップ選手が何人も出場しましたが、優勝はおろか、優勝争いにさえ加わったことがないのです。

今年はゴルフに関して、もうこれ以上の話題は出ないでしょう!!
凄いですね、


(平成31年4月18日)