趣味悠々 891蔵書とCDなど


最近でも読書は続けていまして、読みたい本は結構買っています。一方、聴きたい音楽もそこそこ聴いていますが、最近はあまりCDなどは買っていません。

それは、読書の場合は、一度読んだ本を二度読むことは滅多にありませんが、音楽の場合は同じCDを何回も繰り返して聴くことは寧ろ当たり前です。
この歳になりますと、書物やCDは溜まるばかりなので、買う際に考えてしまいます。
買うことよりも、むしろ手持ちの書物やCDの興味あるものをこの際再読したり、再聴したりしようかと思っています。そして、これ等を如何に処分するかを考えねばなりません。

書物でも、買った際に2,3度は読む積りだったものもあります。世界史の20巻の全集などは何かの病で入院した折などに、読み直したいと考えたりしました。幸い、その機会も昨年を除いては、ありませんでしたので、この際読み直すつもりです。
それには、その予定を立てないと、実行に移せないのが悩みと言えるでしょうか。

話は飛びますが、最近近所の奥さんとの会話で、私の所持している本を読ませてほしいとのことで、順次本を貸しております。これまでに塩野七生さんの著書を、「ローマ人の物語」全15巻を始め、「ギリシャ人の物語」、「十字軍物語」、「フリードリッヒ二世」、「ローマ亡き後の地中海の世界」などを貸しまして、順次読んで貰いました。

毎回3冊程度をお渡しするのですが、先週は「興亡の世界史」に入りました。御当人の話ですと、昔は嫌いだった社会科ですが、本を読みだして次第に興味がわいてきたそうです。
この方には、以前にマリア・カラスのCD全集をお借りしまして、全部コピーさせて戴きましたので、今はその恩返しなので、喜んでお貸ししている次第です。

一方でCDを聴きなおすのは、今でも時折やっていますが、その頻度を上げたいですね。モーツアルトやベートーベンなどはどちらも全集を持っていますが、どちらも一度は聴いております。が、リヒアルト・シュトラウス集ではまだ聞いていない曲があったりします。この際、そんな事に拘らず、聴きたい音楽を聴くことにします。

いずれにしても、書物,CDの大部分は孫に渡そうかと思い、一度整理する必要を感じております。今週のうちに、押し入れに入れたままの書籍を整理しなおす積りですが、出来るか怪しい気もしています。

そして、令和の時代に備える所存です。


(令和元年5月2日)