趣味悠々 895本やディスク


相変わらず、暇があるときは本を買ってきて読んでいます。
読んだ後、捨てても良い本もあれば、残しておきたいものもあります。これは著書の値打ちと私の好みによって決まってくるようです。この感覚は今でも若い時と余り変わっては居りません。
然しながら、次第に溜まって行く本の大部分は、私にとって読了後感じた想いが残っていても、他人にとっては、意味のないものが殆どのような気がします。特に、近年急速に発達してきた電子技術によって、今や若い世代には新聞離れと同じく、紙の本・離れが進んで来ているのは間違いありません。今後もこの傾向は進むことでしょう。

私の所持する本のうち、ある種のものは、孫達が成長した際に遺しておけば、意義があると思って、押し入れに保管していましたが、時代が変わりまして、この辺りを考え直す必要がありそうです。近いうちに、一度整理する予定です。

音楽のCDや、DVD、Brue-Ray-Diskにも同じことが言えそうですが、こちらの方は、今でも繰り返し見聞きするものが殆どなので、慌てて処分する方向には向かいません。
LPに関しては10年ほど前にプレイヤーを処分した後、全集ものはネットにて入札で販売し、それ以外も業者に持ち込んで売りさばきました。LP以外の手持ちのディスク類は全てそしてこれらを残しても、音楽好きの孫などは喜んで、受け取って呉れそうです。
特に作品、或いは録音・録画によっては、その時代の或いは演奏家別の記録に残すべき演奏もたくさんあるので、古いディスクでもむしろ貴重品として珍重されるものも結構在りそうです。

そして、よく考えてみますと、昔知人からカラスの歌唱全集を借り受けまして、録音のコピーをしたもので、未だに聴いていないものが半数くらいあります。以前から気になっていたのですが、この際、計画的に聴くことが、その人に対する礼儀というものでしょうか。今から順次聴いて行くつもりです。

また、何時か時間が出来た時に見ようかと思って、録画したオペラで、未だに見ていないものも結構あります。これもまた計画的に順次見て行く必要があります。
この歳になると、何時何があっても不思議ではありません。残された人生を有効に使う為に、何をすべきか、考えることに致します。


小旅行の為、来週の更新は休みます。


(令和元年5月30日)