趣味悠々 898自動車運転


最近高齢者の運転する自動車事故が増えていることで、私共高齢者の運転には鋭い目が注がれています。
その事情は分かっては居るつもりですが、事故を起こしてからでは弁解が効きません。
高齢者の自動車事故に関しては、先日読んだ新書「日本進化論」・落合陽一著にて解析されていまして、改めてその深刻さを痛感しております。

私は、30台で自動車運転を始めた時から、自動車自体にはあまり関心がありませんでした。車の形や名前などはさっぱり覚えず、交通手段として使っていたわけです。従いまして3台ほど続いて日産に乗っていましたが、新車に買い替える際に、その日は乗っていた日産店が休みだったので、急遽ホンダの店に行きまして、ホンダに乗り換えました。そんな具合です。それ以来ホンダを続けています。
そして新車の間でも、殆ど洗車をしたことがなく、自然に汚れても気にしておりません。自動車好きの人とは、可なり感覚が違うようです。

自動車運転は、趣味というよりもあくまで一つの生活手段です。日常生活には自動車が必要なので、乗っているのです。今後も元気なうちはしばらく運転を続けようかと思っております。

事故報道以来、毎回車で自宅を出る時には、安全運転を心に誓い、これを再認識して出掛けて行きます。

私の場合、ゴルフを趣味で続けています。関東地方では電車で行けるゴルフ場は沢山ありますが、関西では電車で行けるゴルフ場は全くと言ってよい程ありません。
従いまして、私がホームコースに行くには車で、40分程、距離にして28キロ程走らなくてはなりません。ゴルフを続けてやる以上は、車の運転が欠かせないのです。
ゴルフは日曜日が多いのですが、毎回時間に余裕をもって出掛けることにしております。

ゴルフ以外にも、「しあわせの村」などの出掛けることが月に数回はあります。その際にも自動車で行きますが、日常生活の一部なので、これを変えるのにはかなりな決心が要りますね。

一方、車はワイフと共用ですが、ワイフは買い物や、交友に使っていますので、走行距離は私より多いようです。彼女も草花や卓球の友人たちとの付き合いが車のお陰で広い範囲で行えますので、生活の一部として欠かせません、

そんな訳で、今年は来月に免許更新の時期になりまして、5月に知能検査を受けまして、月末に講義を受けたのちに実技検査を行い、無事にパス致しました。
そして先日、免許証交付の葉書が届きましたので、7月に入ったら、更新された免許証を受け取りに行く段取りになっております。

免許証の有効期限は3年なので、恐らく、今回が最後の更新になるような気がしています。3年後に、自分自身を客観的に判定して、その際に冷静に決めたいと考えています。


(令和元年6月27日)