趣味悠々 900プロゴルフ


今週日曜日に行われた、男子と女子のプロゴルフ・トーナメントはどちらも見応えのある見事な逆転劇でした。
然も、両方とも韓国の強豪選手とのプレイオフを制して、日本のプロが優勝したのです。最近これ程スカッとした試合を見るのは久し振りで、拍手喝さいでした。

男子ですが、日本プロ選手権というメージャー大会です。ご承知の通り先週は鹿児島県地方の豪雨で初日が中止となり、日曜日の2ラウンド行うという変則的な日程になりました。
初日に、久々に石川遼君が首位に立ちそのまま迎えた日曜日の決勝ラウンドが36ホールになったのです。
日曜日の午前中にテレビで途中経過を探ると、諒君は前半でボギー、ダボ、ダボと5つもスコアを落とし、20位くらいでした。やっぱりダメかと、ガッカリしました。
午後になって2時からの放送を見てみると、相変わらずトップは韓国のハンジュンゴン選手で、2位を3~4打リードしています。
その間諒君も少しずつスコアを上げてきましたが、トップと7打差あったのが最終ラウンドの15番でもまだ3打差でした。

若手の星野陸也君もスコアを上げてきて、石川遼君と並んでいました。残り3ホールで3打差です。相手が優勝経験の豊富な強豪ですから、勝負あった、とあきらめて見ていました。その後、遼君がバーディを取り、黄選手が17番ショート・ホールで池に入れ、ダボを叩いたので、両者は並んでしまって、何とプレイオフになってしまいました。
こんなこともあるのか、と驚きました。
プレイオフの18番・パー5は、両者とも2オンでしたが、遼君が見事にイーグルパットを決めて、逆転劇を演じました。格好良かったですね。

勝ったのが、1番人気の石川遼君ですから、観客も大興奮。この試合の強行を決めた倉本協会会長も遼君に優勝杯を渡しながら大喜びの様子でした。遼君は、矢張り何かを持っていますね!!

テレビの合間にチャンネルを回して女子ゴルフ、資生堂アネッサ・トーナメントを見ていると、これも14番を終わって韓国の強豪選手、イミニヨンが2位の渋野日向子選手に4打差をつけて独走中でした。これもダメだな、と諦めてしまいました。
処が、この試合も終盤に強豪のイミニヨン選手が乱れて、プレイオフになったのです。
そして最初のホールで、相手が乱れて渋野選手の歓喜の優勝でした。

こうして日本の人気選手が、見事な滅多にないような見事な逆転優勝をすると、またゴルフ人気が盛り上がってきて、万々歳ですね!!  
良かったです。


(令和元年7月11日)