趣味悠々 901:家庭菜園


家庭菜園というのはおこがましいのですが、我が家のガレージの後ろ側の猫の額よりも狭い土地を耕して、毎年春になるとゴーヤや胡瓜、唐辛子など手に掛からない野菜を植えております。

そして高齢化に伴い、肉体労働が難しくなり、特に中腰の作業は腰痛になるので、出来ません。従いまして、私は、ほんのお手伝い程度です。その為、私の趣味というのも、これまたおこがましいのですが、・・・。

胡瓜、ミニトマト、唐辛子、ゴーヤなど、苗を植えてから成長過程で手の掛からないものばかりを、それぞれ3~5本育てています。

今年の天候は、4,5月が気温高めだったせいで、良く育ちました。
この1か月で、胡瓜は昨日現在合計45本以上も獲れました。2種類ありまして、イボイボのある曲がった胡瓜の方はで商品にはならないでしょうが、長さが30センチ以上にもなるので、食べ心地が良いですね。ナマで味噌をつけてビールのつまみに絶好です。
イボのないすべすべの胡瓜は、形が良く、これも美味しいです。ご近所にはこれを差し上げたりしています。

ゴーヤの実は6~7個ほどぶら下がっていましたが、この数日急激に成長しまして、一昨日に3本、昨日また2本と収穫出来まして、喜んでいます。毎食ゴーヤを玉ねぎ、胡瓜などとナマサラダにして、食べていますが、これが美味いんですよ!!
本来ゴーヤは成長すると葉が茂って日除けの目的もあります。今は全体が成長して、東側2階の部屋の窓辺をスダレ代わりに覆っています。

ミニトマトも、稍々細長なものが赤く色づいて、新鮮な味がします。

唐辛子は、現在実が沢山なっていますが、綺麗な緑色でやがて真っ赤になるでしょう。これは毎年緑と赤色が混ざった形で収穫した後、生のまま冷蔵庫・野菜室の保管しています。一年中これを刻んで、辛み好きの私が薬味として食しています。
唐辛子は、辛いだけだと思っている人が多いのですが、その風味は何とも言えない味わいがあるのです。
唐辛子は、収穫が終わった後に、葉を切り取りまして、これに実を少々加えまして葉唐辛子の佃煮にしますと、専門店の味より新鮮で美味しいものが食べられます。

このミニ畑とガレージの間にハナミズキの木もありますが、休憩できる空間を作り、下にタイルを敷き、椅子を置いて日陰になります。午後家にいる時は、3時ごろ夕刊が来るので、それを畑を眺めながら読んだりして、過ごしています。緑の下ですと空気が美味しくて気持ちよいのです。今月に入ってから蚊が出てきまして、困っております。

呑気な小市民の生活です。


(令和元年7月18日)