趣味悠々 914絵の展覧会


私が末席を穢している絵の同好会は、年に2回展覧会を行っております。
先週、「つぶやき」でも触れましたが、10日から昨日まで神戸郊外の「しあわせの村」
の本館で展覧会を行いました。
その間、台風で12日は中断しましたが、昨日無事に終了しました。私の受付当番日15日に仲間たちの作品をじっくり鑑賞しました。

私共の会には、特定の指導者が居ません。各自が己の発想で好き勝手に描いています。
特定の先生が指導する同好会の場合は、会員の作品は、絵のモチーフ、描き方、色合い等を含めまして、先生の指導方法によって、その特徴が生徒の作品に表われてしまいます。先生の指導によってどの絵も同じような似た作品になってしまうことが多いのです。その為に、その教室の展覧会に行くと、同じ傾向の作品ばかりが並んでいるのです。
いつも思うのですが、我が同好会では皆が好き勝手に絵を描くので、それぞれの絵に描き手の個性が出た作品ばかりなので、展覧会自体に変化があってとても面白いのです。

風景画、人物画、置物・人形の類、動物等様々です。それに水彩画、油彩画、ペン画などが入り混じっていますので、展覧会を見ていても、面白いし、参考になる作品ばかりで飽きません。
毎回、各自の腕前も上向きで、上達している人が多いようです。

今回私が出品したのは、このHPに掲載した作品2点です。そんな中で己の作品を客観的に見ますと、ここ数年は始めた頃の意欲が感じられず、腕前にも進歩の跡は見られません。ウオーキングで撮った風景写真を基に描いた水彩画ばかりです。これを観ると歩いてきたウオーキングの思い出にはなりますが、中々それ以上にはなりません。多分、魅力も乏しい様な気がしています。
それでも展覧会を見に来てくれた人の何人かが、私の作品を褒めてくれました。嬉しいですね。また少しやる気が湧いてきたような気がします。

己の趣味ですから、絵を描きながら同好の士たちと気楽に楽しめればそれでよい、と思うことにしています。

昨日、展覧会も終わり、絵の撤収をしてきました。次回は、また来春です。


来週は小旅行の為、更新は休みます。

(令和元年10月17日)