趣味悠々 916ウオーキングの効用


現在、仲間たちと毎月2,3回のウオーキングを楽しんで居ることは、以前に触れました。
私が昨年の正月を挟んで悪性のリンパ腫瘍に掛かって入院を繰り返していたのはご承知の通りです。その際、放射線と抗がん剤の投入で、昨年5月の連休明けまで治療を繰り返しました。その後の検診の結果、担当医師から「完治しました」との診断を得まして、現在も元気に暮らしております。

これは現代医学のレベルアップと適切な診断、適切な医薬の投入のお陰と、心より感謝しております。

治療の最中に医師に言われたことの中で、大事なことが幾つかありました。
1.先ずは、抗がん剤や点滴材は血液の循環で身体中に運ばれて行くので、血液循環が基本で、極めて重要であること。
2.血液循環は心臓の稼働が基本であるが、下半身に下がった血液を上体に送り返すのは、脚部、特に脹脛(フクラハギ)の筋肉の力が助けになること。
3.従って、下半身の筋肉を鍛えることが肝要であること。その為には日常生活にて歩くことによって、その筋肉を鍛えておくことが極めて肝要とのこと。

幸い、私はそれ以前から、歩くことに重点を置いて定期的にウオーキング、ゴルフをやっていました。医師は、それが回復力を高めた、との判定でした。
通常の歩行は、それ以外にも足腰の鍛錬に欠かせません。加齢と共に弱って行く筋肉をウオーキングをすることによって、保持する効果も見過ごせません。

入院中は運動不足で、筋肉が弱るので、それ以降もウオーキングを計画的に続けている訳です。幸い、ウオーキングを一緒に行う仲間に恵まれまして。今日まで順調に歩いて来ましたし、今年もまだ5回のウオーキングの計画が残っております。

昨日は、その仲間たちと千里中央駅からバスで勝尾寺に行きました。林道を歩きたかったのですが、倒木が酷くて通行禁止のルートが多く、車道を歩きながら箕面大滝まで行きました。残念ながら紅葉の時期が遅れていたようで、綺麗な効用は見られませんでした。それでも箕面大滝は鮮やかでその勢いを堪能しながら渓流に沿って坂を下る気分は最高でした。

次は来週で、奈良の山野辺の道に北コースですが、楽しみですね。

そんな訳で、これからの健康維持の為に、ウオーキングは欠かせません。


(令和元年11月7日)