趣味悠々 919日本のプロゴルフ


日本のプロゴルフの試合は、今年も今日から始まるトーナメントを最後に今シーズンの幕を閉じようとしています。

男子は今日からカシオ・ワールドオーペンですが、先週、4日目が雨で中止となって、3日間でトップにいた今平選手が優勝して、ほぼ賞金王を確実にしました。これで2年連続賞金王になり、ワールド・ランキングが47位から一気にに34位にまで上がったようです。
この位置ですと、来年のマスターズに招待されることが確実です。今平選手は技術が安定して手堅いので、そこそこの成績を上げられるかと期待しています。

今年の男子プロは、今平選手以外では安定して強い選手が出て来なかったのが残念です。星野陸也、小田孔明、出水田大二郎選手など、もっと頑張らないと・・。
先々週の17日には、三井住友・太平洋マスターズでは、何とアマチュアの金谷拓実選手が最終ホール18番でイーグル・パットを決めて見事に優勝しました。
大学の先輩・松山選手に続いて久し振りのアマチュア優勝です。
これでプロ試験を免除されますので、彼は東北福祉大の3年生で身長170センチと小柄ですがプロ入りするそうです。これから期待しましょう。

女子プロ・ゴルフも今日からのカシオ・ワールド・オープンが上位32名による最終のトーナメントとなります。賞金王争いは鈴木愛選手が3連勝で一歩抜き出ています。彼女はショットが安定していますし、パッティングの名手でもあります。賞金王はほぼ間違いないでしょう。が、大王製紙エリエール・レディス・オープンで24日の最終日で調子を上げ、最後の2ホールで逆転優勝した渋野日向子選手と申ジエ選手も賞金王を狙っています。
3人とも強いですね!

渋野日向子選手は、全英女子オープンで優勝して以来、人気抜群。人柄がよいし華があるのでギャラリーが一気に増えました。観客動員に寄与しています。
1998年生まれだそうですが、この世代に強い選手が10人くらい次々に現れて、それぞれがトーナメントで優勝し、その後も上位で頑張っていますので、当分は男子プロよりも人気が出ていて、テレビ視聴率も高いようです。
最近の女子プロはフォームもきれいだし、飛距離も凄いので驚いてしまいます。
確かに見ていて面白いです。

来年も大いに期待出来るでしょう。


(令和元年11月28日)