趣味悠々 938:お絵描き


緊急事態宣言により、外出を自粛するよう政府及び地方自治体の首脳から求められています。
今の処、緊急事態による国民の自粛期間は5月の連休明けまでと言われています。
それまで各種の学校が休校になっているので、若い学生さんは大変でしょう。

その間、私共は外出を控えまして自宅に居る時間が多くなりますから、家で出来ることをやるしかありません。
その多くは読書ですが、先週に書きましたように友人と本を交換して、せっせと読んでおります。

また、折角自宅にいることが多いのですから、この際絵でも描こうかと、現在トライしています。久し振りに油絵でも描こうかと、思った次第です。

先ずは、モチーフが必要です。桜のシーズンでもありますので、先日近所の川沿いの桜並木に出掛けて、簡単なスケッチをして写真を撮って来ました。
翌日、キャンバス、油絵の道具などを取り出しまして準備に入りました。そして、どうにか鉛筆でのスケッチを終えまして、じっくり眺めました。何時もそうですが確りした作品に仕上げたい時は、スケッチを終えまして、それを一晩寝かせます。それは、スケッチは描いた時には、不具合な箇所があっても、己の錯覚でそれに気が付かないからです。
翌日になって再度描いたスケッチを眺めると、必ず不自然な箇所が幾つか見つかります。それを修正しまして、色塗りに入ります。

処が、普段は水彩画を描いていまして、今回油絵は久しぶりでしたので、筆、絵の具、溶き油、などの道具を出してみますと、アチコチに汚れや不具合な箇所が見つかりました。それを修理し、瓶やチューブの蓋が開かないので、取り外したり、溶き油瓶の汚れを落とすのに1時間以上も掛かってしまいました。
これには、我ながら少々恥ずかしくなって、絵を描く資格がないのでは、と思われても仕方ありません。

普段から、もっと真面目に絵に取り組む姿勢が肝心のようです。上手く出来上がると良いのですが・・・。怪しいですね。



(令和2年4月16日)