趣味悠々 940:STAY HOME すると


政府や小池都知事、吉村大阪知事等が、1週前から都民、府民にこの長期連休の間不要不急の外出を控えて、可能な限り自宅に待機して欲しい、との強い要請がありました。
世界中でのコロナ感染の拡がりを見ると、至極当然のことでしょう。

そして、ほぼすべての5月末までの行事が中止になりました。従いまして、自宅で過ごしております。但しほぼ毎日、家の近所を独りで散策して体力の低下を務めております。
家にいると、どうしても読書が中心になりますので、友人から廻って来た小説などを毎日読んでおります。
何時も本を買う本屋さんに電話すると、当分の間休業です、との回答がありました。
然らばと、インターネットで書籍を買うことにしました。本の内容は、新聞広告の宣伝文句と書評が便りです。今回は、直木賞の作品と本屋大賞の作品を選んで、これなら外れはないだろうと、注文して2日後には自宅に届きました。

手持ちの小説を読み終えたところで、届いていた本屋大賞の本「流浪の月」を開けて読み始めて、愕然としました。これじゃ少女小説で内容が稚拙過ぎます。とても高齢の男が読める物ではありません。これを若し、本屋で見れば買うことはありません。
本屋大賞に関しては、題名は忘れましたが数年前に私が読んで面白いな、と思ったものがこの大賞に選ばれた記憶が残って居ります。
その記憶が今回裏目に出てしまいました。

金額的には大したことは無いのですが、つまらぬ買い物をしたことで、カチンと来ております。誰が悪いのでもなく、物を確かめもせずに買ってしまった、己のチョンボに腹を立てている次第です。
この本は、もう少し読んで恐らく途中で投げ出すことでしょう。これもコロナ・ウイルス感染の被害でしょうね。

つまらぬ愚痴を並べましてスミマセン。

連休が無事に開けることを願っております。


(令和2年4月30日)