趣味悠々 951:パソコンの故障


7月の9日夕刻にPCの故障が突然起きまして、仮面が映らなくなりました。その数日前から、画面の点滅が起こり不調にはなっていました。
早速パソコン工房に持ち込んで修理を依頼しました。

点検の結果、これは生産工場での修理が必要とのことで、早くても1・2週間程度は掛かるとのことでしたが、止む無く入院させました。実際には3週間を要しました。

PCが無くなってみて、私の生活は如何にPCに頼っていたかを再認識させられました。HPのほか、通常のメールのやり取り、文章の作成等の他に、何かを調べる時の百科事典の役割、書籍の調べ、ワイン等重量物の買い物、証券会社との接触・株式売買、手持ち資料を基にした新たな資料の作成、等々、何も出来ないのです。

知らないうちに、PCが生活の主要部分に食い込んでいた訳です。
然もコロナの影響で通常の交友関係の付き合いが、止まってしまい、止む無くメールのやり取りに変わっていたので、PCがないとこれ等の連絡が全てストップしてしまったのです。

7月第4週の連休中は、息子と娘の家族が纏めて我が家に泊まり込んだりしましたので、その間台風が上陸したようで、家中が混乱して大賑わい。PCは不要でした。
その際PCを買い替えようかと思ったのですが、この分野ではほぼ専門家である息子の助言は、修理が終われば、それで十分だから慌てるな、とのことでした。

止むを得ないので、連日読書に専念するという生活になりました。普段は書籍を買いに行く前にPCで手持ちの本を調べてから行きます。それは既に読んだ本を再度買うのを避ける為です。これまでに3~4回位、既に読んだ本を買ってしまったことがあります。
最悪のケースは、東京に行く際に新幹線の中で読もうと、新神戸の駅の書店で文庫本を買いました。新幹線が走り出して読み出します。新大阪を過ぎて京都の手前で気が付きました。筋書きの先行きが全て判るのです。数か月前に読んだ本でした。ガッカリですよね!!
認知症への第1歩かも知れません。

PCがないと、以前に買った本か否かのチェックが出来ないのです。

幸いにして、東京の友人から読み終えた時代小説を沢山送って戴いた直後でしたので、この際大変助かりました。
持つべきものは、友達とパソコンですかね。

お粗末でした。


(令和2年8月6日)