趣味悠々 954:時代の流れ


最近のIT技術の進歩の速度が上がっているように思われます。付いて行くのが苦しいですね。
パソコンの時代が始まった際には、これが新時代の幕開けと思い、当時未だ小さな会社を経営していましたので、これに遅れまいと、PCを活用すべく積極的に取り組んだのです。取引相手のアメリカ企業は既にコンピュウターを駆使していました。
その当時、携帯電話でも真似事をしている人もいましたが、「遅れてるな!」と思ったのです。
処が,PCの技術もさることながら、その後ガラ継に代わりスマホが現われて、今ではこれが主力になって仕舞ったようです。

私もスマホは所持していますが、その利用頻度、活用度合いなどでは若い人や女性陣にはとても敵わないのが実情です。
これが時代の流れなのでしょう。

最近は、世界の首脳会議、知事の会議など、離れた場所での会議が 所謂オンライン・ミーテョイングで行われるようになりました。
コロナ騒動で、小学校の授業にまで、テレビを使ったこのオンライン・システムが使われているそうです。

話は飛びます。前々回の「つぶやき」で触れましたが、私は神戸在住ですが、生まれ・育ちはずっと東京ですので、若い頃の友人たちは、皆現在でも東京かその界隈に住んでおります。従いまして、同窓会などには時々出席しておりますが、その都度、私は神戸から東京に出て行きます。若いうちは良いのですが、この歳になると非常に億劫になって仕舞います。

そこで、先月より、中学の同期会と大学時代の同好会の二つのグループを相手にそれぞれ別個のオンライン・ミーテョイングを開きました。
どちらも、懐かしい顔ぶれがテレビ画面に出て来て暫し歓談出来まして、結構好評のようでした。楽しかったのです。昨日も、大学同好会の仲間達とミーティングを開きました。
幸い、私に住む団地にPC技術に長けた人から「ZOOM」のやり方を教えて貰いましたので、これからもこの2グループの友人達とは定期的にこの手のオンライン・ミーテョイングを行って行く予定です。

時代の流れとはいえ、離れて住む人との交流がこうして出来るですから、未だ暫くは元気で過ごしたいものです。


(令和2年8月27日)