趣味悠々 971:音楽鑑賞など


私の趣味と言えそうなものに、音楽鑑賞がありますが、これにはCDで音楽を聴くこと、DVDなどでオペラを鑑賞すること、オーケストラ等の定期演奏会、コンサートなどでナマの演奏を聴くことなどがあります。
生の演奏を聴くと、矢張り音楽はナマで聴くのが一番だ!と思うことが多いですね。
特に演奏が素晴らしいと、音楽がドスンと心に響いてきます。演奏会では通常、周囲に沢山の聴衆が居ますので、この人たちも同時に感動の素晴らしさを共有しているので、素晴らしさが倍増する感じです。

これは、プロ野球やサッカーに試合で選手たちのプレイに大観衆が喜び・悲しみを共有するのと同じかも知れません。
音楽の場合、一方でLPやCDを独りで聴くのも悪くはありません。聴きたい曲を聴きたい時に聞くのですから、聴くことに集中出来ます。
特にベートベンの弦楽四重奏曲など、室内楽の好きな曲の演奏は、静かにジックリ聴く方が、作曲家の意図や音楽の細やかさなどが心に伝わってくるような気がします。

このコロナ騒動に対する昨今の政府の指示の通り、不要な外出を避けるとなると、その間空いた時間に音楽を聴くのは、悪いことではありません。ですが不思議なことに、有り余った時間にやることが無いので、と聴く音楽は、何故か気合が入りません。寧ろ、忙しい合間を縫って聴きたい曲を聴く時の方が気合が入ります。

絵にしても音楽にしても、同好の士たちと、同じ趣味について語り合うのも楽しみの一つです。ですが、このコロナの影響で、残念ながら種々の会合が中止になっています。

先程の話に戻りますが、オペラはナマで見る機会が殆どないので、録画された外国版を見るのが通例です。オペラの場合も、独りで見るのも悪くはありませんが、同好の友人達と一緒に見ると、アリアの良さ、歌手の上手さ、声の素晴らしさ、等を同時に鑑賞して感動できるので、聴く方のボルテージが上がります。これがジーンとくるのです。

私が毎月やって居りますオペラ鑑賞会が、このコロナ騒動で時折中止になるのは、残念ですね。
来年の早い機会にコロナが終息して欲しいものです。


次回、12月31日の本稿更新は休みます。どうぞ良いお年をお迎えください。

(令和2年12月24日)