趣味悠々 979:プロ・テニス


Stay Home が続く中、私の場合は最近興味あるテレビ番組が殆ど無くなりました。
特に、悪ふざけが多いのと品格に欠けるモノは気分が悪くなるので、見ないことにしています。
そんな中で、今回の大坂なおみ選手の全豪オープン優勝の快挙は、日本中を沸かせたようですね1

テニスというスポーツは,見ていて判りやすいし、1回1回のプレイでどちらかに得点が入るのでその都度興味を呼びます。
それが大坂選手の、弾丸サーブを始め、鋭いショットで相手を翻弄すると、これ等のプレイが見ている観客の神経をバッチリ捕らえて放しません。
そして試合がメジャーの準決勝戦、決勝戦でしたから、皆がテレビの前で興奮して見ていたでしょう。スカッとしました。

この決勝戦の前日にテレビで嘗ての名選手・沢松奈生子さんが解説して、大坂なおみ選手の勝つ確率を聞かれて、「100%です」と答えて、聴衆を沸かせたのが印象的でした。
実際見事に大坂選手が快勝したので、解説もまた見事な結果になりましたね。

この優勝で、大坂選手は賞金2億5千万円も獲得したそうです。賞金額もゴルフなどに比べても遜色なく、彼女の年間賞金は40億円を超えているとか。凄いものですね。
彼女は可なりの額をあちこちに寄付をしているそうです。

私は昔、プロ・テニスが誕生した際、クレーマー自身がパンチョ・セグラなど選手5人と初来日した際の試合を見ました。セグラのバックハンドの両手打ちが話題になっていました。その当時から見ますと、隔世の感があります。

或る友人が、この大坂なおみの全豪オープンの準決勝、決勝戦の2試合を録画して送って呉れました。
それで思い出したのですが、昔の名勝負、マッケンロー対コナーズの試合を当時録画したビデオ・テープを探してみましたが、残念ながら見つかりませんでした。
テニスというスポーツは、所謂デカラケが許可されてから、プレイの内容がガラっと変わってしまいましたね!
それまで難しかったストロークが簡単に出来てしまうと、嘗てのチャンピオン、ナブラチロワが嘆いていました。

それでも、テニスは面白いスポーツだという事を今回再認識した次第です。


(令和3年2月25日)