趣味悠々 980:時代の流れ


私共の趣味の世界にも、時代が休みなく流れているようです。
近年は技術の進歩発展のスピードが早くなっている感じがしてなりません。特にここ数年のデジタル化によるAI技術が色々な分野に進出して来ています。

我々高齢者がこの新しい技術に付いて行くのは、非常に難しくなっています。

録音や映像の録画などは、大昔のレコード盤に始まって、LP,CDの時代に、テープ・レコーダーなどの方式が一般に広まって、それを私共愛好者たちが、これ等の技術による機械・装置で音楽や映像を楽しんだものです。
それ等の音源、映像をダビングして、コピー品を造ったりしていた訳です。

今世紀に入ってからは、音楽はCD、映像はDVDが中心で、その録音、録画をしたものを、自宅でダビングする事は、パソコンなどで手軽に行っていました。

但し、パソコンでダビングを行うには、それなりのソフトをインストールすることが必要です。

そうしているうちに、録音・録画の基礎技術がアナログからデジタルに変わって来ました。今では、テレビ映像の録画は、勿論DVDでも出来ますが、基本はブルーレイによるデジタル技術が主流になって仕舞いました。

今まで、自宅のパソコンで行っていた映像のダビングが、ブルーレイ・ディスクの場合は、映像は綺麗ですがダビングが出来ないのです。
最新のソフトを買って、これをインストールすれば、ブルーレイでもダビングは出来ると思うのですが、ソフトが高価で今の処手が出ません。

古いソフトを最新版に置き換えることは出来る筈なのですが、メーカーの指示通りに操作しても、既存のソフトをアン・インストールすると、「失敗しました」との表示が出て、その先に進めません。何度もトライしましたが、同じ結果で、今の処諦めて居ります。

ブルーレイ・ディスクをダビング出来る友人を探そうかと思っている処です。
これが時代の流れのようです。


(令和3年3月4日)