趣味悠々 982:コロナ以降


昨年から、コロナ禍の影響で、種種の演奏会などの催し物が中止になったママです。
私共が入会している、西宮の芸術文化センター専属の交響楽団によるクラシック音楽の演奏会もまた昨年の春から中止になったままです。

ご承知の通り、この芸術文化センターは、阪神大震災からの復興のシンボルとして、西宮市が阪急西宮北口駅の近くに、建設したもので、佐渡裕氏を芸術監督にして、それ以来毎年10回の定期演奏会を行ってきました。
この芸文センターが創立されて以来、此処の定期演奏会には、ワイフと二人でメンバーになって毎回聴いてきました。
それが、昨年の定期演奏会が全て中止になり、それ以来途絶えていまして今年から来年に掛けての演奏会の計画も、未だに決まって居りません。
大変寂しいことです。
レコードによる音楽も勿論よいのですが、ナマの演奏会はその都度音楽を聴いている、という実感が伝わってきて、毎回満足して帰って来ていました。

この間、演奏会がないという事は、指揮者やオーケストラの演奏家の皆さんは大変なことは間違いないことでしょう。

15日(月)に佐渡裕指揮:芸文センターのメンバーによる臨時の演奏会の案内状が来たのですが、4月11日(日)なのです。曲目はベートーベンの交響曲第4番と第7番。私が大好きな2曲です。
行きたいのは山々なのです。が、この日には既にゴルフの予定が入っていまして、残念ながら行けません。もっと早く案内状が来ていていれば、こちらを優先したでしょう。
恐らく、緊急事態宣言の行方がはっきりしないと、演奏会の実施が決められなかったのでしょう。
チョット残念ですね。

それに、私共も可なりな後期高齢者になって来ましたので、来年度以降に再開されると思われる定期演奏会の定期会員を続けるべきか、迷ってしまいます。
コロナ以降の生活習慣が、それ以前とは変わってしまうとの解説文が各所に書かれて居ますが、どうも私共の生活もそのようになりそうです。


令和和3年3月18日)