大阪府と奈良県の境にある葛城山は、歴史的にも由緒のある名山です。
初夏にこの山麓を歩くと、広々とした里山が広がっていて、一面が緑一色の世界でした。
風景画では、緑の世界を表現するのには、ソコソコの技術が必要です。また、景色に対する愛着心が無いと、爽やかな雰囲気は伝わりません。
私はこの景色をホレボレと見つめていました。これぞ緑の世界です。今後も日本の里山を描いてゆきたいと思っています。

 葛城山麓 (F6)