つぶやき  (948


この歳になると、正式な外出着を着て出かけることは滅多にありません。背広を着る機会が減りましたし、冬場のコートなどが吊るされたままになっています。
そして出掛ける時も車で直接目的地か、その近くにまで行くことが多いので、簡単なジャンパーがあれば十分な場合が多いのです。

この傾向を、コロナ騒動の stay home が後押ししたので、手持ちの衣類は余り気味です。
冬場以外でも、外出着を着る機会が少なくなって、日常生活は殆どが普段着で済ませてしまいます。
この間に、年寄りを置いて行くように、少しずつファッションが変わって行っていることに気が付きます。もう流行を追う年頃でもないので、手持ちの衣類を惜しげもなく着ることで憂さを晴らしているのが実情です。

紅葉の季節もほぼ終わりましたね。私は、見事な紅葉は勿論大好きなのですが、こんもり繁った里山の緑の色が次第に複雑なオレンジや茶色に変わって行く景色が大好きです。こんもりした里山、広葉樹の緑は樹々によって微妙に色が違います。そしてその色が、陽の当たり方、時間の経過で刻々と変わって行きます。
この晩秋の季節では、毎日見える樹々の姿が微妙に変わって行く様が何とも言えない自然の美しさ、弱さ、履かなさなどを感じさせます。
やがて、可なりの樹木の葉が落ちて、冬の到来を教えて呉れるのですよね。

冬の到来と共に、日に日に陽の出が遅くなり、日没の時間が早まって来ました。
コロナが早く収まってくれるよう、祈るばかりです。
本日は、神鉄の鈴蘭台から、湊川公園を歩く予定です。天気も良いので楽しい散策になるでしょう。


(令和2年12月3日)