つぶやき  (71)

毎年、この時期になると、どうしてもあの阪神大震災の記憶が強烈に甦ってきます。
犠牲者の方々に、改めてご冥福をお祈り申上げます。

震災とその後の処理を通じて、私自身も貴重な体験をさせて貰いました。
誇張すれば、私の人生観、価値観が若干変わりました。
また、新聞テレビにて行なわれた当時の震災報道やそれ以降の報道は、どうも実態を正しく伝えたと、は言えないと感じています。視点、観点が多少偏っていたことは確かでしょう。
そして実際に災害が起こった時に、各種団体が取った行動や態度にその団体の本音や組織力などが露呈して、真価が問われてしまったようです。
自衛隊、地方公共団体、各種宗教団体、そして共産党から山口組に至るまで、組織の活動振りには、大変興味深いものがありました。
特に、ボランティアの活躍振りには、大変心を打たれました。あの震災を契機に日本のボランティア活動が、少しずつ根付いたような気が致します。
また、新聞には報道されなかった様々な事件等も起こりました。

それらに就いて、未だ記憶が残っているうちに、私見を纏めることにしようかとも、思っています。

また、災害時に、何に一番困ったかなど、身近な体験を記して、参考に供することも意義があることかもしれません。

そして、あの時にお世話になった全国の皆さんにも、改めて感謝の気持ちを表したいと思います。

実は15日朝からインフルエンザに罹り、39度弱の熱、それに喉をやられています。私の身体に合うようなウイルス・バスター2003は無いものでしょうか。
暫くオトナシクしています。皆さんもウイルスには十分にお気をつけ下さい。

(15年1月16日)