つぶやき  (436)



先週は、シルバー・カレッジ時代のクラスメイトで、私共のグループ・メンバーの一人が交通事故絡みで突然他界しました。それまで至極元気だったのですから人の命なんて儚いものですね。
彼とは一緒にレポートを作ったし、ネパールで2週間も一緒にトレッキングをしました。その想いが一気に甦ってきて、辛い週となりました。

本日、そのシルバーカレッジ時代の年1回のクラスの総会があります。今回は小生が幹事の一人なので、先々週辺りから色々準備に追われていました。やっと作業が一段落した瞬間に、その訃報が入りショックを受けました。暫し呆然としてパソコンなどによる雑用には手が付きませんでした。

訃報を聞いた翌日、気を取り直して前からの予定だった奈良の「山辺の道」を歩いてきました。健康であることの有難さを一歩一歩実感しながら歩きました。
山辺の道は本来の天理から桜井までのコースなのですが、それに加えて、北方の奈良から天理までのコース、「北山辺の道ー1」と「北山辺に道ー2」が加わったのです。
一昨年天理ー桜井を歩き、昨秋は北ー1を歩きました。そして今回北ー2の11キロを歩いて、3つのコース全部を踏破したことになりました。

このコース沿いには、奈良時代の遺蹟が次々に並んでいます。
今年は平安遷都1300年だそうですが、このコースを歩いたことで、推古天皇や柿本人麻呂の歌が身近に感じられ、山部赤人の気持ちが理解できるような気がするのは、とんでもない錯覚というものでしょうね。

この日は、雲一つない絶好の行楽日和に恵まれまして、参加者の日頃の行いの正しさが証明されました。最後のゴール、石上神宮にて、私はアイアン・ショットの改善を祈願しましたが、その成果が早速月曜日に多少出たように思います。

東京では22日に桜の開花が発表されました。神戸は毎年東京より数日遅れての開花となりますので、ボチボチでしょうか。恐らく満開になるのは4月の初旬でしょう。
年1回の桜のシーズンは、気分が晴れますね。

この所例年よりも雨が多く晴れる日が少ないような気がします。


(平成22年3月25日)