趣味悠々 1044:行動半径など


コロナ禍が収まりつつありますが、一度狭まった行動半径は、なかなか元に戻りません。
スポーツの試合数はほぼ元に戻ったようだし、試合の観戦などでは声を出しての応援も認められるようになりました。

然しながら、演劇や音楽会などはコロナ前に比べると殆ど回復していないようです。
そして最近、NHKを始めテレビで放映される演劇やコメディなどには、全く知性が感じられぬ品性に欠けるものが多く、知的な人は見たい番組が殆どないのです。
そして、NHKが定時に流すニュース番組にも嘗ての正統さ、テーマの選び方、品格が欠けてきた感じが致します。アナウンサーが喋る日本語にも時折違和感を感じたりします。
と言う訳で、一般の人でもテレビ離れが進んでいるのではないでしょうか。
スマホの普及で新聞各紙の発行部数が可なり減少に向かっていますが、この現象はテレビ業界も他人事ではないでしょう!

そんな時にNHKは視聴料を強制的に聴取する事に固執しているは,如何なものか、と感じています。
民間放送のように、視聴料が無料なら苦情は出ないでしょうが、このような放送を有料で行うことは頷けません。

今回の参議院選挙に、アンチNHKの党が候補者を立てているのも、その表われでしょう。

そんなこともあって、現在我が団地で毎月小生が行っているオペラ鑑賞会は、上記のように行動半径が狭くなった人に、それを補う意味で行っており、毎回見て貰っております。
上演終了後に、楽しかったとの感想を得まして、この暑さの中でも次回の計画を練ることが恒例となっております。


(令和4年6月30日)