趣味悠々 1049:文書・書類等の整理


高齢化につれて、今まで余り気にしなかった自宅に在庫している、書籍や文書が溜まる一方で、用済み後もそのまま保存している為、これ等を整理する必要に迫られています。

自分で買って読み終えた書籍でも、その内容については記憶が怪しげです。これ等に就いては、孫たちに与えても読んでくれる可能性は低いでしょう。それでも書籍ですから、その整理はそれほど難しくはないような気がします。

一方、学生時代、現役時代、引退後を含めて、様々な文書を保管してあります。それは、受領した当時は、後日その文書が必要な時が来るのを予想して、それを活用するために保存していたわけです。
例えば、仕事上の契約に関する文書、語学に関するものなど、実際にその後活用した文書も少なくありません。
ですが、その後現役を引退すると、それらの殆どが不要になりました。

外国語での仕事やボランヒアを止めてしまうと、日常生活でも外国語を使う機会がなくなってしまったので、長年掛けて記憶してきた文章、言い回しなど、会話の表現力の大部分がアッという間に、記憶から消えて行きます。
それに毎年、時代に合った表現や単語が出てきたりして、昔の知識だけでは通用しません。
昔覚えた知識が役に立たなくなってしまったのです。我ながら驚きです。
従ってそれに関する文書がアチコチに己の部屋のアチコチにあるので、最近それらを散見しながら破棄したりしています。

それでも、文書を捨てることには、無意識に抵抗感を感じたりしていますね。


(令和4年8月4日)