趣味悠々 1058:プロ野球の大熱戦


プロ野球の終盤戦の戦いは、久し振りに野球の面白さを再認識させてくれました。

先ずは、パ・リーグ優勝争いが最終戦にまで縺れ込んで、やっと決まったことです。
オリックスは、この試合に勝って、優勝を争っているソフトバンクは負けないと優勝できません。それが負けそうだった楽天との試合を逆転して、勝ったのです。そしてその試合終了後に、選手達はソフトバンクが負けるのを、観客共々スタジアムで見守っていたのです。
希望通りSBが負けてくれた結果、両チームが同率首位に並びました。

パのルールにより、首位が同率の場合は対戦成績で勝った方が優勝なのです。
これで優勝が決まって、観客もスタンディング・オベイションで大拍手。感動の優勝シーンでした。オリックス・ファンは堪らないでしょうね!
関西方面のバーはオリックス・ファンで満員。皆が固唾をのんで見守っていたのです。このシーンを見て大感激の様子がテレビにも映りました。

一方セでは、ヤクルトが昨年に続き2連勝。これも見事な勝利でした。
そして、久方ぶりに、若くて元気のよい大選手が誕生したのにも大拍手ですね!!
ヤクルトで4番を打つ22歳の村上宗隆君です。首位打者、ホームラン王、打点王。それも2位を大きく離しての3冠王。凄い選手が出てきましたね。ホームランに関しては、あの王選手の持つ55本の記録を超えた56号を打ったのです。それも、この処期待されながら、60打席打てなかったホームランを最終試合の最終打席で、かっ飛ばしたのですから、観客は総立ち。大興奮でした。

このように、プロ野球に熱戦が続きますと、コロナ禍で無観客だった昔の話も忘れて、大観衆が一丸となって楽しめることは、なんと素晴らしいことでしょうか!

スポーツの素晴らしさを再認識した次第です。

(令和4年10月6日)