趣味悠々 1059:音楽会など


私は東京で生まれ育ったので、学生時代の友人達は、皆東京都内か、その近郊に住んでいます。
彼等とメールの交信で話をしていますと、。皆音楽サークルにいた友人達なので、「今週は生のコンサートやオペラ鑑賞などの音楽会に行ってきた」、などとの話が出てきます。
羨ましい限りです。音楽は何といってもナマで聴くのが最高ですよね!

神戸でも、以前は阪神大震災の後に出来た阪急西宮駅前にある西宮芸術文化センターで、オーケストラを聴く会員制の定期演奏会がありました。
この芸文センターの音楽監督は佐渡裕氏で、海外の指揮者を招いて、毎年10回の定期演奏会を催していました。
私と妻は会員になって、毎回通っておりました。が、楽員の大半が外国人であった為に、コロナ禍の際に2年くらい前に閉会になってしまったのです。
その結果、定期演奏会も暫く中止になっていました。
その後復活したのですが、私どもは、歳のせいもあって会員を辞めてしまいました。

大阪のコンサート会場は、いささか遠いのです。その為、その後はコンサートに行く機会もないので、生の音楽に飢えている状態です。

従って、友人がナマの音楽会に行ってきた、との話を聞きますと、暫し、頭がボーっとしてしまいます。

それを補う意味もありましたが、毎月やっている我が団地・集会所でのオペラ鑑賞会を8日にやりました。今回の演目はヴェルディの「仮面舞踏会」でした。スクリーンは3Mx4Mの大画面。ステレオの音響がよいし、指揮者が9月からN響の主席指揮者になったファビオ・ルイージ。メトロポリタン歌劇場の演出に迫力があって、24人の観客は皆喜んでくれました。
ナマ音楽に近い感じでした。


(令和4年10月13日)