趣味悠々 1061:日本シリーズ


プロ野球は日本シリーズの熱戦が行なわれています。今年も昨年に引き続いて、セはヤクルト、パはオリックスの対戦になったのは少々意外でした。
それでも、超人気チームの巨人、阪神や、それに続く中日、横浜でもないチームが出てくるのは、流石スポーツの世界での面白さを感じています。

然も、今年のヤクルトには、村上宗隆君という22歳の打者が3冠王になって、チームを引っ張っているのは、素晴らしいではないですか!!
そして、対するパの優勝チームのオリックスでも投手陣のエース山本由伸投手が、勝利数、防御率、勝率、奪三振数等のタイトルを総なめしての登場ですから、今回のこの両チームの対戦は、昨年以上の素晴らしさでしょう。彼は、昨年に引き続き沢村賞を獲得しましたが、第1試合で打たれてしまったのは、少々残念です。

1回戦に敗れたオリックスが2回戦では、3-0と3点をリードしていた9回に3ランホームランを打たれて引き分けたのが痛かったですね。そして打った選手が控えの内山選手で、この打席が日本シリーズの初打席だったそうです。
これだから、野球という勝負事は面白い訳です。

と、ここまで2回戦までの経過を書きましたが、3回戦に大阪に移ってもオリックスは普段の力を発揮出来ずに、崖っぷちに立たされました。勝負あった感じでした。

第3戦で、注目したのは、ヤクルトの石川投手でしょう。彼は青山学院大学の出身で、背丈は167センチだそうで、チームでも一番の小柄。球速も130キロ台で、微妙な変化球だけです。そして今、42歳8か月ですよ!!彼が入団後21年経っても、未だに日本シリーズに出てくるのですから、見事というしかありません。昨日は負けたとはいえ、5回まで1失点の彼のピッチングは一見の価値がありました。

さて、どうなりますか。


(令和4年10月27日)