趣味悠々 1064:紅葉の美しさ


毎年、この時期になると日本各地の紅葉が話題になり、各地に多くの観光客が訪れています。
テレビでも各地の画像が放映されて、これを楽しんでいる観光客の姿が見られます。中々良いですね。
一昨日、各地の紅葉の名所をテレビで放映してましたが、東京育で生まれ
育った私が若いころに楽しんだ処が映ると、懐かしいですね。

先ずは、明治神宮外苑の銀杏並木。学生時代に私は神宮外苑のテニス・クラブのメンバーでしたので、メンバーの学友とテニスの後あの黄色に繁った並木の下を歩いたものです。絵画館の前の並木の映像は、当時と全く変わっていませんね。次は目黒川沿いの並木道です。ここもマズマズでした。
それに京都の嵐山。渡月橋を歩きながら嵐山を眺め、竹林を歩くのは何とも言えず魂が浮くようです。

現役時代に私は仕事で世界各地を旅しましたが、欧州やアメリカ大陸には、このような魅力的な里山や色が変化に富んで鮮やかな紅葉はありません。
外国人の観光客が日本の秋を絶賛するのは頷けます。
以前に、アメリカ人2人を京都の秋を見せようと、案内しました。
先ずは嵐山の渡月橋をゆっくり歩いて渡り、その先の竹林を歩いてゆくと、こん竹林は始めてみた、と感動してくれました。
欧米には殆ど、竹林はないのです。「これがバンブーか!!」と喜んでくれました。
そして、極めつけは「永観堂」です。橋の手前で、池を囲む真っ赤な紅葉を見ながら、暫し、動きませんでしたね。
「ええ、感動」だったのです。

日本の秋は,恐らく世界一でしょうね。


(令和4年11月17日)