趣味悠々 1069:今尚続いている趣味


高齢化と共に、知人、友人との交流の機会が減ってきているのは少々寂しいことです。
従って、年末というのに、所謂忘年会というのが殆どありません。一杯飲みながら、歓談する楽しさが味わえないのです。

昔楽しんだスポーツ: スキー、水泳、テニスも順にリタイアして、最後に残っていたゴルフも遂に引退という訳です。
こうなってみると、もう少し知的な趣味に熱を入れておくべきだったかと、今頃反省しております。

それは、囲碁、将棋等の勝負事も、もう少しシッカリやっておくべきだったこと。また、和歌、俳句、川柳などの知的な会の末席にでも顔を出して居れば、今頃団地や近所でも、お仲間が出来ていたかもしれません。

それでも、個人的な趣味で音楽を聴いていましたので、その名残として、
「オペラ鑑賞会」を今でも毎月団地の集会所で行いまして,同好の諸兄姉たちと一緒に楽しんでいるのは、今や私の財産かも知れません。

これを行う為に、いくつかの事前の準備があります。
先ずは、曲目の選択です。ヴェルディやプッチーニの場合は、悲劇が多いので、時折喜歌劇を入れること。その為に2,3か月先までの曲目を考えたりしています。
そして。曲目を選んだら、そのディスクの選択です。スカラ座、メトロポリタン、野外劇場などの演奏はどれも素晴らしいですね。その舞台装置、豪華な演出、合唱・舞踊団等のレベルの高いこと!!
そして主力のソプラノやテノールの歌手が皆一流なので、有名なアリアの独唱が聴けます。その名唱に皆さん酔ってしまわれると、私も痺れてしまいます。

この集会所で移すスクリーン、ステレオ音響装置等の設定・調整にその道のベテランに協力して戴けるのも、有難いことです。

そんな訳で、未だ元気なうちはこれを続けたい、と思っております。


(令和4年12月22日)