趣味悠々 1072不要物の整理


毎年高齢化が進むにつれて、身の回りに溜まる書物、資料、小道具、雑もの等が溜まる一方です。
これ等を如何に処分するかで、頭を巡らして居ります。
本来の所有者である私と、所有者ではない妻とで、意見が分かれるのは、自然の成り行きでしょうか。

現在は,ITの発達と共に、PC、スマホの時代になりました。
嘗ては、お屋敷の応接間には文学書の名作や百科事典などが豪華に並んでいたものですが、近年はその傾向は終わりを告げたようです。そのような名作の書籍を買う人等、今は殆ど居ないでしょう。
最近では、何か調べたい事項があっても、その大部分は、スマホの操作で簡単に答えが得られてしまいますからね。
書物の時代は、先細りなことは間違いなさそうです。

書物は、私が昔買い揃えた歴史の全集、例えば「興亡の世界史」全23巻や「大世界史」全26巻などは、今でも健在です。が、これ等を簡単に処分する気にはなりません。勿論、私は発行時には毎月発刊されると、じっくり読みました。必要な際にはその後も時折、一部を覗いたりもしています。
ですが、この全集に関して、孫たちも今の所興味を示しませんが、近く、学生時代に読むように、説得してみます。このまま、捨てるのも勿体ないので、如何に対処するか、考慮中です。

最近は、学校の試験でもスマホでのカンニングが警戒されています。時代の変化は恐ろしいですね!


(令和5年1月12日)