趣味悠々 1076記憶力の衰退


高齢化と共に、色々な面で、最近記憶力が衰えつつあります。
今でも時折手持ちのCD等を含めて、テレビやレコードなどで音楽を聞いたりはしています。
が、最近、良く知っている筈のメロディが突然流れたりしますと、それを聴いて、曲名が思い浮かばないことが間々あります。

若い時は、車に乗っている時ラジオに流れ始めた音楽は、殆ど曲名が言えたものです。助手席に乗っていた友人が驚いていた記憶があります。
今は、孫が弾いているピアノ曲の曲名が答えられないことが多く、面目を失っております。

一方で、ほぼ毎日読書をしていますが、読んでいる小説に出てくる人物の名前が記憶に残らず、物語の展開に戸惑い、困っています。本の初めに登場人物名のリストがあると、それを見て助かっております。
読んでいる本のタイトルや著者名も忘れないように、シッカリ覚えようとするのですが、記憶できていないことに、我ながら驚いています。

そして、文庫や新書を読もうとすると、出版社によって可なり活字の大きさが異なります。友人から借用した本は已むを得ませんが、書店で購入する時は活字の大きさも問題ですね。

ワイフとの会話で、土地や街の名前が頻繁に出てきますが、その聞き慣れた地名が、一瞬何処かが判らない時があります。少し経つと記憶がよみがえっては来ますが、これも明らかに記憶力の衰退でしょう。

この衰退傾向に対して、日常の生活の中で可能な限り抵抗して、ボケないように努めて行く所存です。
このような文章を書いていることも、間接的な抵抗ではあります。

これからの宜しくお付き合い下さい。


(令和5年2月9日)