趣味悠々 1083株式相場


日経平均株価の終値が昨日一時的かも知れませんが、30,000円を超えました。1年8か月振りだそうです。
私もその可能性を密かに予想しましたが、これほど早く実現するとは思いませんでした。

10年ほど前でしょうか、日銀の黒田前総裁の時代,に、超定期金利政策が始まりました。それ以降、例えばトヨタのように、借入金は無く利益で得た自己資金を如何に運用するのか。それは、株式や証券などに投資するしか有効策はないでしょう。それが株式市場での株価の動向を刺激するのが避けられませんでした。

私共一般市民も、銀行預金をしても金利は0に近いので、株式市場で株を保有する人が増えましたね。その後市場は安定して居ましたが、外国の投資家が日本株に投資すると相場が上がるという、傾向が繰り返されていました。以前は1兆円程度であった外国の投資額は、今や3兆円を超えているとのことです。

この処、アメリカでは有力銀行が破綻したりして経済が不安定になり、証券市場も下がり気味です。それに比べて未だ安定感のある日本の株は、この処の円安傾向で、アメリカの投資家は割安感を以って、投資額を増やしています。

多くの株式会社の配当が権利落ちした4月以降も、日本の株式市場は全く下がりませんでした。さあ、上がるぞ、との予想が投資家に広がったようです。
処が、ここまで書いたら、アメリカのダウ平均は、昨日300ドル以上も値上がりしました。

このまま暫く、日経平均値の高値安定が続く事を期待しております。現在物価高の傾向ですが、これが、日本経済を安定化させる事を期待しております。


(令和5年5月18日)