趣味悠々 1086認知症?


最近は、高齢化と共に、確かに記憶力が衰えつつあるのを感じて居ります。同年配の知人、友人達も、人の名前や土地名等の固有名詞がすぐに思い浮かばない、という現象を経験すると言っております。

癪なことに、その人に別れたり、その話題が終わった頃に、その人名や、地名を思い出したり致します。

最近出版された講談社新書、澤田誠氏 著の「思い出せない脳」を買ってきて、読み始めました。
これによると、人間は30歳を超えると記憶力が低下するそうです。

この本には脳の働き,機能等の説明が判りやすく解説されていて、ナルホドと思ったりしています。
人名、地名などの固有名詞が、記憶から外れやすいのは、自然な流れのようで、そのまま認知症に進む訳ではなさそうなので、一安心です。

ですが、全般的に脳味噌の解剖学的な構造説明が多いので、私共の記憶力の中身や内容の説明が、難し過ぎるような気がします。
この書籍を読み終えれば、今度の記憶外れの現象が理解出来るのかもしれませんが、現在半分ほど読んで、未だに全体像はチンプンカンプンです。
それは、小生の脳味噌構造のせいのよな気もしますので、説得力はありません。

これからは、人間100歳の時代が来るので、それに応じて認知症も増加するのは間違いありません。その結果、人間社会の中に新たな現象や、その対策が生まれることになるのでしょうか。

意味のない、他人迷惑な長生きだけはしたくないですね!


(令和5年6月8日)