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趣味悠々　８６７：電子書籍 今から２０年も前ですが、私は「異端者の挑戦という小説を上梓しました。当時始まった工業設備のプラント輸出に関わるもので、アルゼンチンで計画されていた製鉄プラントの国際入札に就いての物語です。私自身の経験がベースになっております。 近年、ＩＴ技術の進展に伴い、電子書籍が紙の本に取って変わりつつあります。将来は、紙の新聞、書籍が無くなって、全ての文字文化が電子に取って代わられると言われるまでになりました。 そこで、現存の書籍の中、将来にも残すべき書籍を選択して、後世の読者に提供する為にこれを電子化する動きが出て来たようです。 その後世に残すべき書籍の一つに、上記の拙著が選ばれたそうです。何故選ばれたかを問うと、日本経済の高度成長期のビジネス活動の実態を記した書物は、少ないのだそうです。 それがこの夏に電子化されました。但し、本の題名を今後の若者にも判りやすいモノに変えた方が良いということで、書籍の題名を「経済成長を支えた先駆者の挑戦」に変えました。 今月より、アマゾンからの販売が始まりましたので、ご興味のある方は、インターネットでアマゾンにコンタクトしてみて下さい。その書籍部門で、拙著の題名を入れますと、購入等の手続きが出来るようになっております。 著者としましては、拙著がこんな形で後世に残り、戦後の日本経済が高度成長期に入った際に、当時のビジネスマンが如何なる仕事をしていたのか、を理解して貰えれば、これに過ぐる喜びはありません。 そんな訳で、今後の成り行きを見守って行こうかと思っております。 （平成３０年１０月１８日）