趣味悠々 857大谷翔平選手


7月に入ってからの大谷翔平選手は、右肘に違和感があってその検査と治療が優先されていました。彼のプレイが見られなくて、残念でした。その後指名打者で出場していましたが、三振が多く、ヒットも出ないので、打率も急降下しました。

その大谷君は8月に入って、肘もほぼ完治したようで、指名代打で出て2塁打などで走る姿が格好良く、次なる期待が高まりました。今月3日の日には、待望のホームランが出て、合計10号となり「やった!」と思ったら、次の打席でも右中間へ豪快な11号を放って、完全復活しました。その日はこの他に2安打、合計4安打でチームの勝利に貢献しました。4安打目等は外角低めに逃げる変化球を片手でバットに当てる技ありの一発でした。格好いですね。

その翌日の2安打も見事なもの。
2塁打の時の走りも凄いですし、単打を打った後の盗塁を見ると、彼が走者としても一流だということが一目瞭然でしょう。

ここまで書いていたら、昨日のタイガース戦では、いきなり初回に逆転の3ランホームランです。その後はヒットに盗塁もして、更に評価を高めました。

この調子で、本来のピッチングを始めて貰いたいものです。確り投げられれば、シャットアウトも不可能ではないでしょう。
若し彼が本来のピッチングをすれば、アメリカ中の野球ファンが驚くほどの結果が出せる筈です。

投打に加え脚の速さが有る選手など、今までに出ていません。あのベーブ・ルースでも走りが早かったわけではありません。この際、チャンスが来たら、思い切って最大のパワーを、さりげなく、出して欲しいものです。
アメリカでは、彼の人柄もパーフェクトだとの評価だそうです。

彼が額面通りの活躍をすれば、日本中が湧くに違いありません。

最近、日本のスポーツ界は、レスリングから始まり、日大アメリカン・フットボール、アマ・ボクシング連盟など指導者やトップが反社会的な行動を行って国民の信頼を失っています。碌なことがありません。
スポーツ界だけでなく、大学学長の不正入試問題、文科省の官僚の息子不正入学など、皆組織のトップに立つと身勝手な反社会的な行為を平然と行っています。.
このままでは、日本本来の正義優先の文化が汚れてしまいます。

こんな空気を吹き飛ばす意味でも、大谷翔平君の活躍を期待したいですね。


(平成30年8月9日)