趣味悠々 865最近のゴルフ雑念


日本でのプロゴルフ・トーナメントは、先週は男女ともに外国選手が優勝したので、テレビで観戦する意欲が薄れてしまいました。
女子ゴルフは、ユソヨン選手が優勝しましたが、3連覇を狙った畑岡奈沙選手が惜しくも2位で、まあまあでした。

処が一方、男子トーナメントに至っては、3日目まで首位だった池田勇太選手が最終日に崩れてしまったので、上位4位までの5人が外国選手で日本人選手は6位以下と言うのでは、見ている方も白けてしまいます。只でさえ人気が落ち気味の男子プロ・ゴルフが、これではムードが盛り上がってこないじゃないですか!
来週は、横浜カントリー・クラブで日本オープンゴルフ選手権が行われます。日本選手には一段と奮起して貰うしかありません。選手会長であり、人気抜群の石川遼選手辺りが優勝して全体を盛り上げることを期待しています。

私は、未だにやる気が十分ですが、病も癒えて折角お医者さんから合格点を貰ったのに、この夏は猛暑で殆ど練習出来ませんでした。秋に多少涼しくなったら、今度は連続の台風襲来で行きつけのゴルフのネットや柱等が崩壊。練習が出来ませんでした。

仕方ないな、と思いながらも、先月末に昔の会社仲間のコンペにに参加しました。スコアに拘らずに懐かしい顔ぶれと楽しめればいいじゃないか、との心境でした。
それでも、皆と会うと「再起不能と言われたあの、タイガーウッズだって優勝したじゃないか!」と冗談を抜かして皆に笑われたのです。
プレイに入ると、今までで最低の出来で、OBは出るし、チョロもありました。3パットも連発でスコアも最悪。それでも楽しめたので風呂から上がって満足していました。処が、全員に優勝のチャンスを与える為に最近採用されているダブルペリア方式は、最悪スコアのホールが上限なくハンディになったりします。普段はこれが裏目に出ていましたが、今回は、何とそれが上手く嵌って優勝と成ってしまって、少額の賞金とキャディバッグを頂戴する羽目になりました。

「年寄りのゴルフだから、これいいか!」と自己満足をしていました。

処が、テレビでノーベル賞を受賞した本庶教授のインタビューを観ていたら。今一番やりたいことは?との質問に対して「ゴルフでエイジ・シュートをすることです。76歳ですから76で廻りたいので」との答えでした。

私は一瞬、ジーンと来まして、「ノーベル賞受賞者にしてこのセリフ。そーだ、この気持ちが大事なんだ。俺も頑張ってみるか」と。思い直している処です。
可能性は限りなく0に近いのですが、、これから一所懸命挑戦してみようかと・・・・。


(平成30年10月4日)